司書の薦めない一歩・キャストインタビュー
「柴田実沙季」×「渡部和博」
ーー今回は「平澤詩奈」役の柴田実沙季さんと
「????」役の渡部和博さんにお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。
ーーご自身が担当しているキャラクターについてお聞きします。
柴田「はい。うんと、私が演じている詩奈ちゃんは三十近いのに未だに彼氏が一度も出来ていないというある意味・・・なんでしたっけ?作品中にも言っているんですけど・・・」
渡部「絶滅危惧?」
柴田「そう、絶滅危惧種を見つけた気分だと(笑)言われるほどたぶん珍しいタイプの女の子で・・・いや、絵を見てもらうと分かるように可愛らしいし」
渡部「そうそうそう」
柴田「ふんわり、やさしく、可愛らしい人なんですけどちょっと天然入っていて、なんで今まで彼氏ができなかったんだろう・・・?」
渡部「合コンとか?一緒に行ってるのかな?」
柴田「たぶん、そんなに興味がないか、もしくは親の教育が厳しかったかでそういうのに行ってはいけないとか?そういう・・・」
渡部「ああ~、そういう破廉恥なところには」
柴田「そう、行ってはいけないとか?うん。お母さんも心配していると思うんですよ。家に帰ればお見合い写真を見せられ・・・」
渡部「うん(笑)」
柴田「孫の顔を催促され(笑)・・・」
渡部「うん(笑)」
柴田「はー!(悶絶)」
渡部「ふふふ(笑)」
柴田「なので、そんなきっかけがなかったんでしょうね。いままで」
渡部「ああ~。じゃ、今まで告白とかされたことの無いタイプだ」
柴田「たぶん。女子高出身で学校が女性ばかりで今まで出会いがなかったんですかね」
渡部「図書館も女性ばかりで?」
柴田「いてもおじさんとかおばさんばかり。私のイメージだと、図書館って女性が多い感じでなかなかそういう機会がなかったんだろうな、と」
渡部「柴田さん的に、この詩奈ちゃんの気持ちというのは?」
柴田「すごくよくわかります!」
渡部「すごくよくわかるんだ(笑)!?」
柴田「そうですね(笑)」
渡部「この気持ちは何だろう?っていうふにゃっとした好きって気持ちはなんだろう?みたいな感じの?」
柴田「そうですね、経験がないゆえにきっと、ドキドキするけど何だろう?どういうドキドキなんだろう?恋愛に対するドキドキっていうものがわからないと思うんですよ。経験したことがないから。だからこそどうしよう?っていうなんかしている詩奈ちゃん(笑)」
渡部「なるほど(笑)」
柴田「渡部さんのキャラクターは?」
渡部「僕の役は一話でひとめぼれしちゃうんですよ。THEひとめぼれ」
柴田「出逢っちゃった!?」
渡部「そう!運命の人に出逢っちゃったみたいな?もう漫画の典型的な?そういうひとめぼれをするんですが、絵を見ていただくとわかるようにさわやかな・・・」
柴田「イケメン」
渡部「そう。たぶん普通に女の人と話せるキャラだと思うのに、なんで彼女がいないのかという・・・」
柴田「確かに不思議」
渡部「でしょ?僕もずっと不思議だったんですけど、自分で勝手にキャラ作ってみて、過去に色々あって友達として普通に仲良くやってたけども恋愛対象としては一歩引いてしまう。そういうキャラなのかなっていう。今まで仕事一本じゃないですけど、そうやってたらここでまさかの出逢いがあってどぎまぎしちゃうっていう」
柴田「ひとめぼれっていったらこれだよって言う?」
渡部「そうそう。ひとめぼれっていう疑似体験をしたかったらこれを観たらいいよっていう感じのキャラですかね?」
柴田「なるほど」
渡部「でも、ひとめぼれって顔とか雰囲気で決めるじゃん?僕そういう経験がないからすごいなっていう」
柴田「ああ~(共感)」
渡部「うん」
柴田「確かに私もひとめぼれっていうのはやっぱり顔?」
渡部「ですよね(笑)!」
柴田「うん(笑)」
渡部「それはイケメン、イケジョに限るっていう(笑)感覚じゃないかな?この恋愛は。リアルだとなかなか聞かないよね?」
柴田「うん。・・・怖くないですか?ひとめぼれって」
渡部「そうそう!」
柴田「そこだけ見ちゃっていいんですか?みたいな?」
渡部「そうそう、話してみるとなんか違うな~みたいな?まぁ、そういうのがあったりするだろうけど、この作品は違う(笑)」
柴田「違う(笑)」
渡部「もう心もガチ(笑)!」
柴田「ガチ(笑)!」
二人「(爆笑)」
ーーお二人にとって、恋愛とはどういうものですか?
二人「恋愛・・・(何故かハモる)?」
渡部「柴田さんにとって恋愛?異性?に対し、求めること?」
柴田「う~ん、やっぱり中身が一番重要かなって私は思います」
渡部「うん」
柴田「その人といて落ち着けたらいいのかなぁ~って」
渡部「やっぱり一緒にいて落ち着けるのが一番?」
柴田「第一ですね。顔とかそういうのは後にして(笑)」
渡部「うん(笑)。僕も恋愛とかはまず、一緒にいて落ち着ける人っていうか、なんか笑顔でいられる人」
柴田「あ~(共感)」
渡部「一緒にいて楽しい人?」
柴田「あ~」
渡部「かな?結構僕もいろいろ経験してて、そこが一番かなって思います」
柴田「経験しているからこそ分かるみたいな?」
渡部「オフレコでお願いします(笑)」
柴田「(笑)」
渡部「経験してきて、辿り着いた結論としては、一緒にいて笑い合える」
柴田「私も同感です。落ち着ける人」
渡部「変な話、友達みたいな?友達って、一緒にいて楽しいじゃないですか。そこの延長線みたいな、そんな感じが僕にとっての恋愛観なのかなぁって。今までも、好きになった人っていうのは仲いいから、どんどん進んでいってこの人と一緒にいると楽しいなって、そのまま続いていくみたいな感じだったんで」
柴田「私の場合は・・・小学校はですよ?」
渡部「うん」
柴田「隣になった子は大体好きになったっていました(笑)」
渡部「はははは(爆笑)」
柴田「そんな感じでしたね(笑)」
渡部「でも、それってひとめぼれじゃないの?」
柴田「そうでもないですよ。隣だと、話すことって多いでしょう?」
渡部「教科書貸してとか?」
柴田「そうそう、ある意味一番よく話すじゃないですか?」
渡部「あまずっぱーい(笑)!」
柴田「(笑)」
渡部「いいじゃない!純粋じゃないですか!」
柴田「純粋だったんですよ・・・(遠い目)」
渡部「過去形!?・・・でも中学、高校になるとまた違う訳じゃないですか」
柴田「う~ん、中学高校になるとあんまりいい思い出はないですね。あんまり男性が得意ではなかったので・・・」
渡部「へ~、じゃあそれこそ詩奈ちゃんと通じるところがあるんですね」
柴田「そうなんですよ。似てます。小学校高学年ぐらいのときに、男の子に嫌がらせされて、それ以来もういいやってなって・・・」
渡部「それがなくなったきっかけってなにかあったんですか?」
柴田「なくなったきっかけ?無くなったわけじゃないですけど、強いて言うならこの企画に参加してからですかね?」
渡部「お?・・・ほ~ん」
柴田「(笑)」
渡部「でも、詩奈ちゃんもきっと無くなっていくきっかけみたいなものが、この第一話とかにあるんじゃないかなって思うんですよね」
柴田「あ~」
渡部「そういう意味でも、詩奈ちゃんと相通じるところは?」
柴田「あります(笑)」
渡部「あるんですね(笑)」
柴田「そっくりです」
渡部「なるほど」
ーー視聴者に見所をお願いします。
渡部「僕の目線ですけど、リアル世界でそんなにひとめぼれとかってないと思うんですよ。むしろ起きない?・・・憧れだと思うんですよね、こういうの。ひとめぼれとか運命の出逢いとかってリアルじゃ中々起きないことじゃないですか。そういうのを表現してくれている作品だと思うんで・・・だって、なかなかね?ひとめぼれとかって顔が良くなきゃ」
柴田「(爆笑)」
渡部「ね(笑)?」
柴田「顔が良くて、性格が良くて、経済力も(笑)」
渡部「経済力持ってなると、リアルだったらもう必ず相手いるよね」
柴田「います(笑)。絶対います!そうなったらもうドロドロになっちゃいますからね」
渡部「そうそう(笑)!そういうのを全部なしにして、この作品を観れば夢を見られるという(笑)」
柴田「そう、理想的な恋愛が(笑)」
渡部「疑似体験できるっていう」
柴田「おお~!」
渡部「なので、男性目線から見ても、このドキドキっていうのはいいなぁっていうのもありますし、世の中の女性で男性が苦手って人も観やすいと思います。私もこんな男性と出逢いたいみたいな?プラスになれる作品ではないかと思います」
柴田「はい!」
渡部「この後の展開で、嫉妬ににた感情も・・・」
柴田「そうですね、色々とキャパオーバーになりますからね」
渡部「そういうのが楽しめるんじゃないかなと思います」
ーー本日はありがとうございました!
次回のインタビューは「古芝皐月」役の樋口真利子さんと渡部和博さんです。
(※インタビュー内容は、あくまでキャスト本人の意見と感想です)
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