振り返りキャラ紹介「陽山彩子」
この幼馴染キャラは設定のみで始動し、明確なモデルの無いまま
設定のみで進行が進んだ特殊造形のキャラ。
何故特殊かと言うと、他のキャラも同時期に作られ、台本による指定が追加されていく中、
彩子だけは明確な特徴がないまま制作が進んでいた。
気が付くと、黒髪ロングやポニテ、ツインテ、低身長、クール、ツンデレなど
個性的な特徴は全て他のキャラが持って行った後の更地状態だったのである。
結果、個性を三つ編みで眼鏡なのに文芸部じゃなく合唱部という設定になった。
後々、追加されるドMな変質的な要素はCVである小山みかさんと
日向葵のCVである村山香月さんの収録現場のやりとりで強く印象付けられたが、
それまでは製作者たちも不安に震える個性のなさだったのである。
しかし、収録が進んで彩子のスタイルが確立されると心配は払拭されたのである。
主人公が困ったときにそっと寄り添ってくれる。それこそが立派な個性だったのである。
脚本家がそれを読んで指定を追加しなかったのかどうかはともかく。
彩子は小山さんの台詞によりしっかりと存在している頼れる幼馴染なのだ。
そんな彩子がIFストーリーでどのような結末を迎えるのか。
是非、ご覧いただきたい。
0コメント